ぬかたの山里 桜・ミツマタまつり 2017 開催!

桜・ミツマタまつり

お天気が心配されていましたが、スタッフの熱い思いが通じたのか、朝の雨も上がり、さわやかなウォーキング日和の中で、イベントを行うことができました。

桜が咲き乱れる「ホタルの里」「鳥川(とっかわ)」と黄金色に輝く千万町ミツマタ群生地黄金郷の「千万町(ぜまんじょう)」をつなぐ初のコラボ企画イベントの開催となりました。

鳥川と千万町を大型バスで結ぶ、「千万町ミツマタウォーク」は、1便・2便共に各定員50名の満員御礼となりました。

鳥川から宮崎へと男川沿いの県道を通り、標高422mの千万町まで参加者の皆さんで満員のバスが千万町坂を登っていきました。

桜・ミツマタまつり
地元語り部バス添乗

桜・ミツマタまつり
バスから降りてミツマタ群生地までウォーキング

千万町ミツマタ群生地は、まさに今がミツマタの花の見頃となっていました。雨上がりでミツマタの小さな花の色も鮮やかでほぼ満開に近づき、ジンチョウゲ科特有の花の良い香りが辺り一面に漂っていました。

桜・ミツマタまつり
桜・ミツマタまつり

「本当に山一面のミツマタの花で驚いた。」「写真では見ていたけど、やっぱり本物にふれるとまたすごいということを実感しました。」「まるで天国にきたみたい。」「ほんのり甘いようないいにおいです。」「たくさんのお気に入りの写真が撮れました。」「ミツマタ群生地が間伐などの人間の手入れによって再生復活したという物語に心ひかれました。」等々、ミツマタ群生地で本物と出逢った感激と感嘆の声がたくさん聞かれました。

千万町楽校と千万町ミツマタ群生地まで、乙川沿いのせせらぎロードをさわやかなで気持ちよい風に吹かれながら、ウォーキングを楽しんでいただきました。

桜・ミツマタまつり
ウォーキングを終えて千万町楽校へ

千万町楽校では、女性部の皆さん特製の、出来たてのあつあつの五平餅と猪汁を召し上がっていただきました。

桜・ミツマタまつり

「とっても美味しいです。」「ミネアサヒのお米も美味しいし、甘だれのお味噌の味がとっても美味しいです。」「昼食も美味しいし、何よりもスタッフの皆さんの温かい対応がとっても素敵です。」そんなうれしい声をたくさんいただきました。

千万町楽校の会場では、地元千万町在住の染め物作家・唐澤萌さん特製の「桜」と「三椏」草木染めはがき、庭先で飼養している国産地鶏岡崎おうはんの卵、地元の美味しいお米ミネアサヒの「ふるさと米」の販売などもあり、たくさんの方にお求めいただきました。

桜・ミツマタまつり
桜・ミツマタまつり

後日談ですが、ミネアサヒの「ふるさと米」をお求めいただいた方から、「今、お米を炊いて食べたところなのですが、あまりに美味しくて、うれしくなって、その感激を伝えたいと電話しました。」という、とってもうれしい声のお便りも頂きました。

千万町会場の校舎の中では、岡崎東高校文書デザインポスターや山里のお宝フォトコンテスト作品展、小池賢二さん写真展などが開催中で、多くの方に鑑賞いただきました。校舎玄関では、唐澤晋平さんによる森の話と「薪割り道場」が開催され、参加者が間伐した桧や杉の木の薪割り体験に挑戦しました。上手に割れると歓声があがり、とてもよい体験となりました。

桜・ミツマタまつり

鳥川会場では、千万町在住の名ま絵詩人・筒井敦文さんの「名ま絵のえふみ」の展示と書き下ろしもありました。

桜・ミツマタまつり

千万町小学校と鳥川小学校という閉校した小学校跡地をかかえる二つの地域のそれぞれの地域づくり団体が、共同して取り組んだ初めてのコラボ企画でした。千万町の「じさんじょの会」と「千万町・木下ふるさとづくり委員会」、そして鳥川の「鳥川ホタル保存会」と「鳥川を遊びつくす会」という四つの団体と岡崎市環境部が協働して、このイベントを実施しました。初めてのことへの挑戦にはいろんな苦労もありましたが、また新しい出逢いとつながりが生まれ、新しい可能性が開けたように思います。

この日に向けて、準備してきたスタッフの皆様、参加して下さった多くの皆様に改めて感謝したいと思います。この取り組みで得た、経験とノウハウを活かして、ふるさとづくりに取り組んで行きたいと思います。今後ともよろしくお願いします。


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